そもそも一般的に就活生に求められるエピソードがなかったと気づかされた話
初めまして。始めてみました。
挨拶はこのくらいにして。
ハローワークに行ったんですよ。
1000人以上規模の企業のエントリーシートの添削のために。
書く内容はこんなものです。
1.大学で一番頑張ったことは何ですか?
2.弊社でやってみたいことは何ですか?
私はまー、毎日授業行って、運動系の部活行って、っていう生活だったので、
どちらかというとはっきり頑張ったと言えるのは授業の方だったので、そちらについて深く書いてみました。
だって単位ひとつしか落としてないのだもの。大学の勉強楽しかったし。
大学行ったら教養科目ひたすら勉強すると人生が潤う気がする(ソース俺)。
私が書いてみた概要としては、
大学の特に教養科目を頑張ってきました。授業には毎日出席し、話を聞いてメモをとり、質問してきました。その結果、メモを取る力と学ぶ楽しさと積極性を身につけました。
で、ハローワークの職員からの回答。
「とりあえず、その身につけた能力で、その会社でどう役に立つのか」
私の回答。
「……仕事を覚えるのが早い?」
「四年間でそれはないと思う」
「ですよねー」
役に立つことが出てこないのであれば、他のエピソードをと、ハローワークの職員は、ヒアリングを続ける。
「会社が求める人物像とは?」
説明会でも言われた記憶が定かでないし、ネットで調べても出てこなかったというか、そもそも私が所属したい部門の募集が見当たらなかったのだけれど。
一般的なコミュニケーション力とか作業効率のためのテキパキさを挙げてみた。
「それでは、それについてのエピソードは?」
コミュニケーション力は面接したらわかるという話なのでスルーして、
テキパキさで、部活の幹部の時に学舎間移動を頻繁にしながら書類の処理を短時間でやっていたという旨を話したら、
「それって、会社の求めているテキパキさとは違うのでは?」
と返された。
それで、自身の大学時代の経験を色々引きずり出されたのだが、
受ける会社に関わる物品を用いたネタはないかと聞かれた。
びっくりするほどないことが判明。
最終的にエピソードがなしのつぶて過ぎて、私が泣きそうになったので、次の弊社でやってみたいことの内容に。
大筋良いという評価を得て、書き方を変えるだけになった。
今回の経験を経て思ったこと。
自己アピールをする場合、よく就活の自己PR文例にある、「○○%利益を上げました」とか「○○を把握し、適切に対応」とか「○○を工夫して」など、効率・コミュニケーション・工夫ということをしてこなかった人生だったと振り返る。
ただ毎日を乗り切るだけなら、効率・コミュニケーション・工夫なんて気にしなくても問題なく生きていける。
何か特別な関わり方を必要なもの(受験、就職、恋愛)の場合だけはその辺を考えた方が良いだろうと私の推測。
それでは、それをしてこなかった人の就活方法はどうすればいいのか。
はたらいくという就活サイトが自分の持ってるアピールポイントで向こうが勝手にコンタクトを取ってくる時もあるので面倒が少ないかも知れない。
または、その効率云々のアピールポイントを求める人物像に明記してないところをしらみつぶしに当たってみるのがいいかも知れない。
というのが私の案。結果は出るかと聞かれると、やったことないから知らない。